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- 7/18◆寿陵について◆手元供養◆
最近のお墓事情や供養について、ラジオ関西で放送中!
ラジオ関西 「ラジウェーブ」毎週金曜日 お昼12:35~12:44放送
7月18日◆寿陵について◆
寿陵というのは生前に自分たちのお墓を建てて参っていこうというものです。
昔は、亡くなってからお墓を建てていましたが、最近は、自分たちの思いがこもったお墓を建てたいという方が増えています。
関西ではお墓を建てる人の7割が寿陵で、子供に負担をかけずに自分たちで建てようという方が増えています。
人が死んでからお墓を建てようという事になると亡くなった方のお気持ちはそのお墓にこもりません。亡くなってからも家族ですので、家を買う時に一緒に考えるように、お墓も夫婦で考えていくというのが寿陵です。
それと、昔は兄弟が多かったので、お墓を建てる時にはお金を出し合って負担も少なかったのですが、最近は、一人っ子や娘さんしかいないというのが多いので、嫁いだ娘さんにお墓を建ててもらうというのは酷な事ですし、負担をかけないように親が自分たちで建てておくというのが当社でも半数位いらっしゃいます。
7月18日◆手元供養◆
今は宗教や常識・習慣にとらわれないという現代供養があるのですが、その中に手元供養というのがあります。今までは亡くなるとお墓を建ててそこに納めたり、お寺さんに預ける永代供養であったりとか、習慣で決まっていました。
しかし、本当に心ある供養とは何かを考えた時に、手元供養というのがでてきました。手元供養とは、お骨壺をそのまま家に置いている人がいますが、お客さんが来た時に人目につくと違和感があるという事もあり、お骨を可愛いオブジェに納めて今迄と同じ生活の場リビングに飾って、今まで通り話し合いながら語りかけながら生活していこうという心ある供養です。
お墓を建てても墓地まで行くのは遠いので、手元にあるといつでも淋しい時などすぐに語りかける事ができます。また亡くなられた方にとっても、今まで通り家に置いてくれて、奥さんや子供さんが語りかけてくれたら一番いいことだと思います。今後はこの形が増えてくると思います。
お墓参りというのは「お彼岸だから行かなくては…」というようにひとつのイベントのようになってしまっていますが、それよりも日々いつも「こんな事があったよ」と言えたらいいですね。今では、習慣や常識にとらわれない人が多くなっているので、ご葬儀の形もお寺さんを呼ばずに音楽だけを流す音楽葬や、お仏壇も昔のきんきらしたものから今はタンスの様な現代仏壇がでてきています。
その人その人のスタイルに合った供養方法が流行ってきていますので、ご自分に合った心のある供養方法を選んで頂ければと思っています。
最後に:手元供養は、亡くなられた方が本当に好きだったものを形にし、それをお骨壺にして飾って頂くのが、一番心ある供養だと思います。
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