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- 7月3日◆次男だとお墓はどうなるの?前篇
最近のお墓事情や供養について、ラジオ関西で放送中!
ラジオ関西 「ラジウェーブ」毎週金曜日 お昼12:35~12:44放送
7月3日 ◆次男だとお墓はどうなるの?前篇◆
「山本さん、私の知り合いの40代男性で、次男の方がいるんですが、最近奥様を亡くされたんです。
それで困った事がお墓が無いという事です。実家のお墓に入るというのもためらいがあるみたいです。」
そうですね、なぜだいたい長男がお墓を継ぐことになっているのかというと、兄弟同士で入っても構いませんが、子ども・孫と続くうちに、親族も増えてきて誰が誰というようなことになるのです。
それだけだといいんですが、お墓も長い間使うと色がはげたりと傷んできますから、そうなった場合に誰がお金を出して修繕するのかといった問題が起きてきます。
納骨するにしても、知らない間にお戒名板に名前が増えてて、誰なんだろうといったことにもなりかねません。
ですから次男さんは新たに自分の墓をもって、そこからまた子孫に代々受け継いでいくといった風習になっているんです。それでその方も実家のお墓に奥様を入れることにはためらいがあったんですね。
「あと、この方はまだ40代でしたので、まだ自分も奥様も死ぬといった事を考えたことがなかったのでといっておられました。」
私もまだ40代で、お墓の仕事をしていますが、自分や妻の死など普段考えたことありませんし、いつか亡くなるものだと思っていても、なかなか自分の死というものを考えませんよね。
40代だとなかなか難しいかもしれませんが、以前話した寿陵といって、生前からお墓を建てるというのが主流になってるんです。なぜかというと、以前は兄弟がたくさんいたので、親が亡くなるとみんなでお金を出し合ってお墓を建てていたのですが、今は子どもさんが少なくて一人っ子だとか娘さんしかいないとかなので、こどもさんがお墓を建てるというのがものすごく負担になるんです。
だから今は先に建てておいてあげて、後を見てもらうといった風習になっています。
あとは、自分で建てたものだと自分の責任だけど、親が建てたものだと大事にしようと思いますよね。
その男性の方はこどもさんがおられないという事ですので、そういう方はお墓をどうしたらいいのかはまた次回にでもお話します。
お墓の事は分からないことも多いと思いますので、ラジオ関西にでもお問合せくださったら何でもお答えいたします。
7月の放送内容
7月3日 ◆次男だとお墓はどうなるの?前篇
7月10日 ◆水子供養お便り紹介 20代女性編
7月17日 ◆次男だとお墓はどうなるの?後篇
7月24日 ◆水子供養お便り紹介 30代女性編
7月31日 ◆お墓の値段って?
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